今年の3月、内閣府による「こども・若者の意識と生活に関する調査」が報告されました。
全国的な調査結果から、ひきこもりは146万人と推計されました。
この数値は新聞にも掲載されましたので、知っている方も多いと思います。
ひきこもり原因の特徴としては、「介護、介助によるもの」、「コロナによるもの」ということがあります。
15歳から69歳までの調査ですので、おそらく、ヤングケアラーを意識した調査でしょう。
少しだけ内容を見てみますと。
ひきこもりの方の自意識として次のことが特徴です。
①自分らしさを感じない
②自分に満足していない
③今の自分は嫌い
そして、周囲の目を気にする姿もうかがえます。
①上手くいかないことはやらない
②努力しても希望はかなわない
③自分は役に立たない
④自分を相手に伝えられない
結果、自分を愛していないし、愛されてもいないといった思いを持っていますね。
この調査結果は相対的なものですので、明るくポジティブなひきこもりの方も多々いると思います。
そして、私たちのような団体にとってもいろいろと参考になる結果もあります。
現在、この調査結果をみんなで検討し、活動にいかせないか話をしているところです。
次の機会に報告しますね。
頭を使った後、しばし休憩の姿。
