いつの間にか11月に入り、秋だというのに冬みたいな恰好で外をほっつき歩く今日この頃。
先週12月のイベントについてくろうささんと話していたところ、お菓子の家を作るのはどうだろうかという話になった。
小学生のころ我が家では、クリスマスイブにはサンタさんが夜中にプレゼントを持ってくるという、来たるべき時のためにみんなでお菓子の家を作るという行いがあった。
サンタをもてなすために、その日だけは玄関の鍵はあけっぱにし、いつもは電気代がかかるという理由で寝る前には必ず消しているツリーの電飾を煌々とともし、テーブルの上には兄弟でせっせと作った不格好な甘い家が鎮座していた。
そしていっつもサンタは煙突だけをかじって出ていく。我が家ではそれがクリスマスの定番だった。
ということで、まだ仮ではあるが12月のどこかでこむふくでもお菓子の家を作るイベントを行いたいなと考えている。
ただ、大きな家をみんなで作ってしまうと、持ち帰るとなった場合にせっかく作った家を解体しなければいけなくなるので、小さめの家をそれぞれが思い思いに作るといった形になりそうだ。
小さい家なら市販の既存のビスケットなんかでも1枚で壁が作れそうだな。となんとなくイメージはついたのだが、ここで一つ問題が浮上した。
まず家といわれて想像する形は以下だ

そこでまず、四角いビスケットで四方の壁を作ったとして、

仮に2×3の板チョコをこう斜めに乗せるとして、

え、ここって何で埋めたらいいん。

そんな形のお菓子なんてこの世にないが。
といったような「この部分の名前知らんけど、何で埋めたらいいん」問題が出てくるわけですよ。
思いつく対処法として、壁と同じサイズのビスケットをこう切って引っ付けてうまいことやるっていうのはあるが、

「家」という概念を成立させるためだけに、拡張性のない作業をせざるを得ないというのはなんだか悔しいわけですよ。
接着剤となるチョコのせいで、壁と名前もわからんこの部分の境目が目立つのもなんだか癪だ。
じゃったら、いっそ壁となる素材だけ己で作ってしまおうか。
イベントを考案した帰り道、家に着くころに出た結論だ。
材料はまあ適当だが小麦粉、バター、砂糖とかで、ホットケーキミックスとかベーキングパウダーとかそんなような材料を入れなければ、たいして膨らむこともないだろうし型どおり成型すればそれなりに焼けるのではないだろうか。
そしたら材料費も浮いてその分拡張性のある飾りつけ部分に費用を割けるぞ。
何よりお菓子の家づくりは拡張性だからな。いかにユニークな家を作るか。いかにサンタの度肝を抜かすかが、クリスマスのお菓子の家づくりだ。
朝起きて見たかじられた煙突を思い出す。失われた断面からはゴロゴロとお菓子が飛び出していた。サンタが家に侵入する定番の入り口には、毎年必ずと言っていいほど誰かしらが異物を詰め込むのだ。
だが言い訳は聞こう。子供心にあの煙突は、マーブルチョコを流し込むのにぴったりすぎる。
開かれたクッキーの扉から中をのぞくと、チョコレートの接着剤にまみれた、余り物をかき集めて作ったであろうお菓子のキメラが潜んでいた。
そんな素敵なクリスマスをこむふくでも過ごしたい。
そんな所存です。
ではでは👋
