こむふくにはたくさんのボードゲームがありますが、口頭だけで遊べる楽しいゲームもあります。ちょっとした時間つぶしにぴったりで2人からでも遊べる簡単なゲームです。
このゲームの名前はよく分かっていませんが、うちでは旅行時の休憩中の車内などで突然始まります。
みんながボケーっと休憩してるときに「デデン!」とクイズの出題音とともに問題を読み上げます。ただのクイズのように思いますが、すでにゲームは始まっています。
回答者は、出題者が問題の冒頭を読んでいる途中で、「ピンポン!」と早押しで回答します。
普通のクイズなら問題の冒頭だけで、答えを予想するのはかなり難しいですが、このゲームならなんと100%正解します。
回答者の答えがこのクイズの正解となるのです。
このゲームは早押しクイズを模したもので、早押しクイズでよく見る問題の冒頭だけを聞いて正解するという、「何で分かるんだよ!」のあの状況をゲームにしたものです。
正解の後もう一度みんなで問題を振り返り、問題の続きは何だったんだとクイズ王たちに感心しながら問題を最後まで聞き、「ほんとだすごい!天才だ!」と、
ここまでが早押しクイズの流れです。
このゲームで回答者となった人はクイズ王です。クイズ王が答えを間違えるわけないので、必然的に回答者の答えが正解となります。
そしてもちろん周りは「なんでわかったんだ!」となりますので、出題者は問題の続きを読み上げます。
ここがこのゲームの面白いところです。出題者は回答者が答えるまでクイズの正解がわかりません。つまり問題の続きは即興です。
正解はリンゴだと思いながら問題を読み上げていても、早押しでクイズ王がイチゴと答えたら、イチゴが正解となるような問題を読まなければいけません。
クイズ王の凄さが伝わるようにいかに説得力のある問題を作れるかがカギです。ここまで聞けばわかったのに!というような綺麗なクイズを作りましょう。
出題者は「まさかここで正解されるとは!」というようなリアクションをするのが大事です。早押しで勝てなかったほかの回答者も「なんで分かったんだ!」とクイズの続きを催促するとこのゲームがもっと楽しくなります。
言うなれば、これは早押しクイズをフリにした「クイズ王忖度ゲーム」です。
実際にやってみると、ほんとにきれいにクイズ王の正解につながるような問題ができると「おお~!クイズ王すげぇ!」と盛り上がります。(※実際にすごいのは出題者です)
逆に問題の冒頭とのつながりを完全に無視して、無理やり回答に繋げると忖度がバレ、出題者とクイズ王がほかの回答者に「それはやってるわ」とやいやい言われます。
準備もなくサクッと遊べて盛り上がれるなかなか面白いゲームです。
遊んでいくとだんだんと忖度を忘れ、クイズ王もいかに問題の冒頭とかけ離れた回答をしだして出題者を困らせるか、の方向に目的が変わっていくのでそれも楽しいです。