先週、ロールキャベツを作りました。
中に入れるタネとして今回は、鶏むね肉を選びました。鶏肉は高たんぱくで名を馳せているので、とりあえずこれ選んでおけばいいかという適当人間のよい免罪符です。
そんなことはどうでもよく、まずは巻きやすくするためにキャベツを下茹でするなどして準備をします。
肉は、味付けを軽くしておくとおいしいのでニンニク、塩、コショウをレシピ(適量)を見つつ、適切に妥当な量(適当)を入れてゆきます。
ここから捏ねる作業ですが、さすがに大人なので生の肉を素手でいって、「つめたーい!たのしー!」という感情はもうありません。颯爽とビニール手袋を装備し、捏ねかかります。
しかしながら家にある、ビニール手袋はなんせ安物でして、だれの手にもフィットしない代物。
一つ捏ねるたびに手袋がすべて肉に持っていかれます。そのたびにはめ直して、とそんなことをやっていては、すでにスタンバっているキャベツ達が待ち呆けてしまう。
そうやって手に合わない手袋と、粘度を増していく肉に苦戦する中で、一つ楽な捏ね方を見つけました。見つけたというよりも気が付いたらそのような形になっていました。
ずっと持っていかれた手袋を右手にはめ直すことしかせず、捏ねてる間はただの傍観者であった左手が、まるで付き人が姫君の袖を汚すまいと、そっと袖を持ち上げるかのように、右手の手袋の端をつまんで持っていかれないように抑えていました。
何だこの左手は!神の仕事か!
肉をこねるという大仕事の中、メインの肉には触れず、袖をそっと持ち上げる。
見た目は同じでも能力に差があることをわきまえて、利き手を立てるその献身的な仕事ぶりに感動すら覚えました。
何をやっても右手に勝ることがないと思っていましたが、左手も左手なりに、自分にできる仕事をこなしていたのです。
昔のように最初は頑張って右手だけで捏ねていたのにいつの間にか邪魔な手袋は放り出して、気が付いたら両手がべたべただった。
そんなことでは右手が利き手である意味がありません。
個々の能力を最大限に生かすには同じ仕事ではなくそれぞれの働き方があるのだと、今回の件で学びました。
これからも右手と左手には2人で協力して、二人三脚で器用に働いてほしいですね。手ですが。
以上です。またね👋